藤間議長日記

学生の頃のカメラマンアシスタント旅行で、まずイギリスヒースロー空港に到着後空港からロンドン市内へバスで向かった


後で聞いた事だが予定では空港から車をレンタルしてロンドンに向かうつもりだったらしいが、入国審査であまりにもへこんだ自分に車の運転をさせる事はさすがに怖かったと言われた、

自分の今回の旅行でのアシスタントとしての仕事は移動中の車の運転と宿泊先の確保とモデルの手配、荷物運び等々であった


今になって思えばカメラマンもよくぞ、海外渡航ほぼ初の自分にそれだけの作業を任せたものである


この旅行により自分は普通に真面目に大学4年間を勉強した同級生に負けないほどの経験を得た


どれだけ感謝の言葉を申し上げてもいいつくせないほどの感謝である


気を使っていただき初めの二日間はフリータイムであった、夜の食事の時に海外の心構えなど基本的な考え方や手段などを教えていただいた


３日目ロンドンを出発する日がやってきた、レンタカーを借りに行く仕事がまず初めの仕事であった、


日本で予約を済ましてあったので国際免許証を見せて手続きは簡単であった、ガソリンは基本セルフサービスで、その時生まれて初めて自分でガソリンをいれた

人件費の考え方などあらゆる面でヨーロッパは日本より基本的に進んでいることを当時感じた


初の左ハンドルに加え海外での車の運転は最初はちょっと緊張したが慣れてしまえばそうそう渋滞もないし快適であった、


ロンドン市内を離れると信号もほとんどなく、サークル型の交差点はほんと便利だと感じた


2時間ほど走ると今日の宿泊地のオックスフォードに着いた、車をビレッジセンターに止めてカメラマンは街の風景の撮影に、自分は今日の宿を探しにビレッジセンター内へ・・・


中に入り受付にて、


Excuse me ？


at first visited、


I hope stay one day

please tell me

hotel or geast room ？

このように言ってか、はっきりと覚えている訳ではないが、とにかく今日泊まるところを紹介してほしいとお願いした


すると、ウエルカムと言われ席に座らされた、フリーの二日間で道を聞いたり、場所を聞いたり、とにかく沢山多くの人と話して慣れないとこの先大変な事になる危機感が自分にはあった

予算と希望の部屋を聞かれたのでシャワーやバス、トイレやテレビなどの望みを伝えた

すると彼女は難しそうな顔をしてひと言なんとかと発して検索にかかった・・・

何か変な事言ったかなぁ？と思いながら、20分ほど待たされ頃、彼女が満面の笑みで戻ってきて、ナイス、ナイスと言いながら、訳すと、信じられないこんな事がみつかるなんて・・・、

みたいな・・・口調の言葉を言っていたと思う


簡単な紹介状と地図をもらい、


have a nice trip と見送られた、


車にはカメラマンがすでに撮影を終わらせて待っていた、彼女との一部始終を見ていたようでなんか怪しいぞー・・・とからかわれた

いきなりナンパすっか！、まだそんな余裕はなかった

とにかくなかなか部屋がなくて時間がかかった事を言い訳して泊めていただける家に向かった


部屋のインターホンを鳴らすと小錦関のような女性が現れ歓迎された、


部屋は二階よ、と指示され階段をあがって絶句した、

スゴいワンルームであった

二階にあがり部屋の敷居をドアもない、洋式トイレにバスタブ、仕切りのカーテンもなく、ベッドが２つにテレビが置いてあった、


完璧な自分の不慣れな英語のリクエスト通りの部屋であった・・・


カメラマンは呆れて怒る気力もないようであった(笑)

何が足りなかったのか、
反省して考えた・・・、


キーワードはワンルームの捉え方とヒアリングの際に単語のanotherやotherを聞き取っていない上、ちゃんとanother room の伝達としてbath room とか伝えていない為である


それにしても偶然とはいえそんな部屋よくあったもんだ・・・


彼女の満面の笑み、信じられない発見をしたような喜びと、わざわざ見送られた感動がわかった(笑)


そりゃこんな変な部屋泊まりたい奴の方が変だ・・・

女性にダメ元で理由を話すと1階に別の部屋を準備してくれた、ものすごい抱擁地獄とキスの攻撃を家の中で会うたびに受けたが、しょうがないと思った・・・

女性に襲われると思った初めての経験であった(笑)、

カメラマンは楽しくてしょうがないようで大笑いであった・・・


ジャニーズ系の藤間議長でした、


自分達の世代はたのきんトリオ全盛期である・・・、

three・・・へ、continue