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2015年02月13日

闇へ

昨日のタスクフォースからbj,NBLへの提言通達の内容を知って


あの方ならこうくると思いましたし


バスケ界として、委ねた以上各リーグの各チームからは強い反発意見は飛び交わないとも思いました




宮崎にチームがあっても絶対不可能な条件がNBLスタート前も提示されたのは、NBLのスタートに向けて活動されていたメンバーが、Jリーグの発足に尽力したメンバーと同じだったから

今回は当時のNBLスタート前の初期の理想像がほとんど変わらない条件で平等に提示されただけ


NBL発足に動いていた委員会は宮崎への勧誘の際もbjリーグ側の各チームへの方向性通達前に動いていたと聞いていたので、両リーグのしこりにもつながったのでしょう


ただ今回はスタートにバスケ界の将来がかかっている事


自分達エリアだけの主張はほとんどスルーされる背景

意見は多方面に敵対視されてしまう可能性等々


将来の日本のバスケ界の発展を皆願っている事が基本示され理解されたようです





ただ、個人的に現役バスケマンでスポーツ業界に長く携わった立場から、これだけは勘違いしてほしくない意見があります

サッカーとバスケは世界的普及からして根本的に違う事


サッカーは勝敗が戦争に影響するほどの情熱的な世界的な球技で、日本の場合もサッカー先進国に肩を並べるようにサッカービジネスも運よく拡大していきました


ただバスケはNBAの成功事例はありますが、世界的には比較的盛り上がり方にはインドア球技らしく限界がありますし、日本の場合はある意味日本にしかないバスケ文化がこれまでの地味な世界を守ってきました


日本にはバスケ大好きな方々が愛読する月刊バスケットという雑誌があって、その本を読めば数々のバスケオンリーブランドが存在する事がわかります


なぜバスケだけにバスケ専用ブランドが存在するのか

自分はスポーツ店なので、直販問題とか、個人的には感情論はありますが文化は文化で素晴らしい背景だと思ってます


その文化があるからこそにbjはユニフォーム販促等々のバックアップが成立して今日に至るはずです


ほとんどのスポーツ大手メーカーは当然JBA派でしたから…



もしこの先バスケ界の改革において同様の基準があれば、日本のバスケ文化は崩壊しているサッカーアイテムの世界のように、地域の小売店からバスケコーナーは完全に消滅するかもしれません


盛り上がる事は理想的ですが、盛り上がる事で採算性という意識も確実に対象化されていきます


願望は自由ですが、採算性を問われた場合、それをクリアするには才能が比較されます


果たしてバスケ界の現状はそんな競争第一主義の指導状態でしょうか?




試合に全メンバーを出す事が原則だったりなんて話を聞くと、悪い事ではないですがその感覚でバスケ界の未来につながる改革についていけるものかと心配になります


商売は競争なので、どんな事態や状況になっても自らで奮い立ち自分の顧客は自分で作っていかなければ維持できません


大きな勢力とはまともに戦えないので、背中を向けられた方を振り向かせる努力を続け、新しい方向性を常に検索する根性がなければ継続の厳しい世界です


現在の甘いバスケ界の体質に果たしてそれほどの高いハードルが高齢化する地域の協会の現状も含め質の高い議論が出来るのか不安も不安です


現在のbjにおいても、もの凄い盛り上がりを記録している東日本は自然環境的にもアリーナの位置付けは必然な事、ほとんどの現状のチームが条件に違和感は無いように思います


ただ西日本の現状には大きな問題や課題もあるし、特に九州の場合は沖縄以外のチームが条件のクリアは厳しい事が推測されます


特に南九州はこのままでは明らかにバスケの孤島となる事でしょう




バスケの常連高と言われたチームが存在しても、それは宮崎の場合人口数的には現実的に減少している地域

自分は今回のバスケ界の問題は地域の問題としても捉えていて、これまでてげてげで良かった事がてげてげでは全国からほされてしまう可能性に、必死に向きあう必要性の時代がそこまできてると感じています


プロチームを失った汚点の宮崎は明らかに不利な状況である事、この先数年で全国頂点レベルの高校チームで存在感をアピールしなければならない必要性を感じます


全国から注目される宮崎国体は2026年、まだまだ先の話です


南のバスケが闇の時代とならない事を願います


藤間議長でした


  

Posted by mtc at 12:00Comments(0)