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2016年04月12日

凌ぎスパイラル

毎年の事だけど

4月は入学の季節でもあり一般の方々もスポーツを始めたくなる季節でもある


当店のスポーツの売場の在庫を年間定番に絞りこんで現在に至るけど、毎年毎年この時期にだけ要望が多い商品もある


今の時期の仕入れの考え方が、この商売の実は利益を残す考え方の場合に一番大変な発想力


そりゃ消費者は沢山の商品の品揃えからほとんどの方が買いたい商品を選びたいもの


その声を売場で聞けば聞くだけ商品を仕入れなければという思いが脳に残ってもあたり前


でもお客様の声を聞いた後に仕入れたところで、既に遅いという現実を誤魔化してはいけない


売場スペースが大きかった頃から多分毎年繰り返されてきたはずの事で、その考え方は今の発想力ではよくわからない、ボランティア事業的発想の商売の考え方

スポーツ業界のみならず、1つの時代船井氏のビジネス論は絶対的に消費者始動の理論であり、スポーツ用品の年間生産計画は未だにその消費ありきで計画されている可能性も高いと思う

自分はそれが間違っているとか、悪いとかの発想力に意見があるのではなく、ずっと関わってきた業界の流れを感じてきて、それでは多分毎年の売上も利益率もブームやメーカー頼りで小売としての商売の大きな愉しみにつながっていくのか否か、個人的にずっと疑問だった


同業者同志が売場の箱の違いの中、現在ではネットという見えない競争力も存在する環境の中で結局は過剰サービスや価格提案等をしたりして凌ぎを削る


毎年毎年、その時期の売上にとりあえず安心して、その支払い手形決済の時期に外商納品の見積りを資金繰りに活用して、運営費を維持している小売店も多いとはよく聞く


それも1つの経営手段なんだろうけど、自分はその毎年毎年の繰り返しの凌ぎのスパイラルが嫌で、業界の一般的流れからの脱皮を目指した、珍しい考え方の小売店の形へとたどり着いた

この見えない地図のない旅を田舎で決行するには相当な勇気と決断力ある覚悟が必要であったけど、色んなスポーツ同様に人間開き直ると、結構、度胸も、器量も備わってくる


日本はデフレスパイラルからの出口がなかなか見つからす、長い年月、政治も経済も大変な時代が続いている


これから先もスポーツ業界だけでなく、凌ぎスパイラルが永遠に続く会社経営者も多いかもしれない


自分はそれが嫌で行動を起こしただけでもある


藤間議長でした


自分はオーバルのスパイラルの輪を誕生から今日まで常に下から上へとみているだけだ
  

Posted by mtc at 12:44Comments(0)