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2012年06月29日

実情

昨日久々にスポーツ業界の営業マンが来店された

営業マンが言うには九州のスポーツ業界は過去に説明がつかないほど悪いようだ
ヒマラヤやイオンの地域への出店はじわじわとしたジャブから、突然ストレートそしてアッパーカットで影響がわかってくる

長く戦うか、初めから戦わないか、二者択一である

自分は後者を選択し、一歩ずつ事業を後退させていく事を決断して5年計画で今日まできた


仕入れは現金仕入れに転換して手形決済はゼロ、社員も来月からはついに1人となる


売場も1人になる事を想定した売場縮小を目指している


地域の老舗として形を残していきたい事は最大の望みである


営業マン言うには元々アシックスの契約ブランドであったローリングスがローリングスジャパンとして独立企業となる為、アシックスはアシックスベースボールをスタートするという説明であった


取り扱い条件等を説明され金額ベースの話になり拒否しますと秒殺でお断り申し上げた(笑)


メーカーの考え方や発想もあの東電や関電のように多分相当な組織改革でもない限りずっと変わらない


野球と言えばミズノのシェアは日本では最大限で、プロ野球契約選手達も物凄い人数にのぼる


ミズノからナイキ・アディダス等々海外メーカーに契約を移行した人気選手達も沢山いるが、影響力の可能性を持つ若手の人気選手に海外メーカーに移行する選手はいない


その理由を昨日営業マンが説明してくれた


若手有望株の選手の契約獲得に際して兄弟や親戚、場合によってはご両親までミズノの会社に勤めてもらう条件を提示するそうである

あの斎藤投手・田中投手等々契約メーカーの移行のない選手達の方が多いという事であった


で、アシックスは・・・


野球に関してはそのような販促活動はほとんど無いらしい


じゃあ、シェアが増えるわけないし、売れたとしたらビックリだ、何故そんな条件を提示してまでやるの?

アシックスとしてベースボールをなくす訳にはいかんでしょう・・・


そうかなぁ?
まだ支持のある野球スパイクだけオープンに売っていればいいと思うのだが、


採算性を第一にあげるのならば小売店が売りやすかったり、仕入れのしやすい環境やら利益率の向上等々、改善策に注目してほしいものである


業績が良かった時代から言い続けてきた事なので、ずっと変わらない体質には既に諦めもある


どんな小売店とどんなスクラムで向き合っていくのかアシックスの株価を支えている海外戦略の手法を日本に置き換えることはしばらくはなさそうである


日本ではお家芸のバスケットシューズでさえ人気はどんどん低迷し、一般社会人プレイヤーの着用率は多分かなり低い


日本代表選手達にはユニフォームサプライヤーなのでシューズも当然協賛しているが着用する選手がほとんどいない理由にメーカーが気付いていない事が最大の要因だと小売側は思っている


アシックスの○○シューズの名前の在庫の問い合わせを受ける事等ほぼ無くなったが、自分はずっとアシックスを履き続けている(笑)

オモチャのようなバッシュはやはり履けない・・・







Posted by mtc at 10:28│Comments(0)
 
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