2010年11月05日
スポーツ業界的暴露
現在スポーツ店の大型店は大きく分類して4店舗存在する
業界ナンバーワンはブッチギリでXEBIO(ゼビオ)である、宮崎のゼビオが出店した際の初年度の売上は14億と聞いて愕然とした時を忘れたことはない
当時宮崎店の売上が5億あったが半分以下に減少した
その後イオンにスポーツオーソリティー、都城にヒマラヤが出店した、背景にはゼビオが売上を記録した実績が存在する
事実、その他の大型店の出店後ゼビオの売上は随分落ち込んだとは聞いている、昨年は退店するのではないか・・・という噂まで出た
宮崎市内でゼビオに売上をやられたHスポーツは都城に出店して一時売上は相当額あったが都城にヒマラヤが出店した事の影響による売上の減少により現在は退店する結果となってしまっている
正直なところ退店の直接的な理由は売上の減少であるが、背景には人件費の負担とスポーツ業界の問題のポイントと自分も指摘している利益率の課題がある、
大型店のスタート当初外資系メーカーと売場商品のシェア獲得の為にミズノが仕掛けた営業手法が商品委託販売であった、問屋を流通に介しないミズノならではの戦略であった、当然販売条件が異なる地域のスポーツ店から問題はあがったと思われるが、業界内にてその問題は大きく表面化しなかった
現在ではミズノは大型店に対してそのような条件にて取引はしていないと聞いている・・・
ただ当時大型店に対してミズノがそのような甘い条件を付けた事で他のメーカーも追随し大型店が拡張に至った経緯は自分はあると思っている、売れた商品分だけ仕入れ金額払えばよいというのは商売の背景としては楽である
ただ大型店の売場に人によって魅力的でないように判断される背景はこの委託販売から売場が拡張した要因が存在するのである
小売店の多くは大型店と同様の条件を望み更に自店を魅力的でない店に前進させてしまった
そのような店舗が日々消滅していると自分は考えている、競争という原則を履き違えると大きな落とし穴が待っているものである、
先ずは自分の身の丈を冷静に判断する事からリセットせねば競争をスタートしてはならないと考えていた
有難いことにアメリカでスポーツ大型店を26歳の時点で体感していた事が当店が生存してきた背景にある、
相手を研究する事なく価格戦争に挑んだり既存の各地域の小売店の打ち出した策は情けないアイデアばかりであった、正に田舎のお山の大将ばかりの集まりに過ぎなかったのである・・・
自分はメーカーは実はそれを狙っているのではないか・・・?とある時期から考えるようになった、
それとはちょっと公表出来ないが、スポーツ小売店やスポーツ問屋の淘汰はいた致し方ないと考えている事は間違いない気がする
自分は最近スポーツ業界の数年後の状態をよく考える
数年後自店が継続出来ている保障は何もないからこそ考える
以前に比べ大型店の出店は随分とペースはおちたが、宮崎県内の場合はまだまだ出店スペースはいくつかあるし、計画案も公表されている、それがどこかも自分は当然知っている・・・、
そこまで相手を研究しないスポーツ小売店は実はまだまだ宮崎県は多いと思うし実際のところ大型店は県庁所在地に2店舗と都城に1店舗しか存在していないのである
大型店が県内のどこかのエリアに後2-3店舗出店しても全然おかしな話ではないがすぐに出店しないのにはそれなりの理由がある事は当然の話なのである
添付しているゼビオドーム等々、大型店の中でも魅力的な売場作りにこだわる姿勢を打ち出しているのが唯一ゼビオであるが、いくら魅力的な売場でも根本のスポーツ用品に魅力がなくては始まらない話である事に業界関係者に対し自分は警告している
いくら売場を飾りつけてもお客様が欲しい商品は魅力的なスポーツアイテムなのである
魅力的でない展示会への来場をしばらく休止している藤間議長でした・・・、
海外のスポーツ大型店と日本のスポーツ大型店の売場の考え方は360度異なる、これぞ文化の違いを見せつけられる、例えば、アメリカの大型店で言えば、大型店でしかディスプレー出来ないキャンプ用テントやカヌーが在庫してあったり、アメリカの文化である多種多様なインラインスケートの商品が在庫されてあったり、試走するコースが店内に整備されていたりする、日本の競技者志向の売場はほとんど無い、遊びと生活感のあるスポーツ用品店なのである、アメリカの競技者は学校指定のスポーツ用品業者か通販にて商品を買うことが当たり前なのである
世界と日本におけるスポーツ文化には生活というキーワードを基準にすると大きな先入観の違いが存在するのである。
業界ナンバーワンはブッチギリでXEBIO(ゼビオ)である、宮崎のゼビオが出店した際の初年度の売上は14億と聞いて愕然とした時を忘れたことはない
当時宮崎店の売上が5億あったが半分以下に減少した
その後イオンにスポーツオーソリティー、都城にヒマラヤが出店した、背景にはゼビオが売上を記録した実績が存在する
事実、その他の大型店の出店後ゼビオの売上は随分落ち込んだとは聞いている、昨年は退店するのではないか・・・という噂まで出た
宮崎市内でゼビオに売上をやられたHスポーツは都城に出店して一時売上は相当額あったが都城にヒマラヤが出店した事の影響による売上の減少により現在は退店する結果となってしまっている
正直なところ退店の直接的な理由は売上の減少であるが、背景には人件費の負担とスポーツ業界の問題のポイントと自分も指摘している利益率の課題がある、
大型店のスタート当初外資系メーカーと売場商品のシェア獲得の為にミズノが仕掛けた営業手法が商品委託販売であった、問屋を流通に介しないミズノならではの戦略であった、当然販売条件が異なる地域のスポーツ店から問題はあがったと思われるが、業界内にてその問題は大きく表面化しなかった
現在ではミズノは大型店に対してそのような条件にて取引はしていないと聞いている・・・
ただ当時大型店に対してミズノがそのような甘い条件を付けた事で他のメーカーも追随し大型店が拡張に至った経緯は自分はあると思っている、売れた商品分だけ仕入れ金額払えばよいというのは商売の背景としては楽である
ただ大型店の売場に人によって魅力的でないように判断される背景はこの委託販売から売場が拡張した要因が存在するのである
小売店の多くは大型店と同様の条件を望み更に自店を魅力的でない店に前進させてしまった
そのような店舗が日々消滅していると自分は考えている、競争という原則を履き違えると大きな落とし穴が待っているものである、
先ずは自分の身の丈を冷静に判断する事からリセットせねば競争をスタートしてはならないと考えていた
有難いことにアメリカでスポーツ大型店を26歳の時点で体感していた事が当店が生存してきた背景にある、
相手を研究する事なく価格戦争に挑んだり既存の各地域の小売店の打ち出した策は情けないアイデアばかりであった、正に田舎のお山の大将ばかりの集まりに過ぎなかったのである・・・
自分はメーカーは実はそれを狙っているのではないか・・・?とある時期から考えるようになった、
それとはちょっと公表出来ないが、スポーツ小売店やスポーツ問屋の淘汰はいた致し方ないと考えている事は間違いない気がする
自分は最近スポーツ業界の数年後の状態をよく考える
数年後自店が継続出来ている保障は何もないからこそ考える
以前に比べ大型店の出店は随分とペースはおちたが、宮崎県内の場合はまだまだ出店スペースはいくつかあるし、計画案も公表されている、それがどこかも自分は当然知っている・・・、
そこまで相手を研究しないスポーツ小売店は実はまだまだ宮崎県は多いと思うし実際のところ大型店は県庁所在地に2店舗と都城に1店舗しか存在していないのである
大型店が県内のどこかのエリアに後2-3店舗出店しても全然おかしな話ではないがすぐに出店しないのにはそれなりの理由がある事は当然の話なのである
添付しているゼビオドーム等々、大型店の中でも魅力的な売場作りにこだわる姿勢を打ち出しているのが唯一ゼビオであるが、いくら魅力的な売場でも根本のスポーツ用品に魅力がなくては始まらない話である事に業界関係者に対し自分は警告している
いくら売場を飾りつけてもお客様が欲しい商品は魅力的なスポーツアイテムなのである
魅力的でない展示会への来場をしばらく休止している藤間議長でした・・・、
海外のスポーツ大型店と日本のスポーツ大型店の売場の考え方は360度異なる、これぞ文化の違いを見せつけられる、例えば、アメリカの大型店で言えば、大型店でしかディスプレー出来ないキャンプ用テントやカヌーが在庫してあったり、アメリカの文化である多種多様なインラインスケートの商品が在庫されてあったり、試走するコースが店内に整備されていたりする、日本の競技者志向の売場はほとんど無い、遊びと生活感のあるスポーツ用品店なのである、アメリカの競技者は学校指定のスポーツ用品業者か通販にて商品を買うことが当たり前なのである
世界と日本におけるスポーツ文化には生活というキーワードを基準にすると大きな先入観の違いが存在するのである。
Posted by mtc at 14:14│Comments(0)